クラウンメロンができるまで

種をまいて３～４日目。土の中からもこもこと芽が顔を出します。

双葉がしっかりと開きました。

樹勢を良くし、病気を防ぐため台木用の苗を同時に育てこのようにくっつけます。これを接木（つぎき）といいます。

種をまいて３週間くらいで本葉３～５枚になります。 まもなく定植です。

いよいよ定植です。苗を植える間隔はその後のメロン の生育に大きく関わります。支柱をしっかりたて、つ るを誘引します。

つるがのびて葉っぱもだんだん大きくなってきまし た。毎日の水やりが欠かせません。

めばなのつぼみが顔を出しました。

花が咲き始めるとめばなにおばなの花粉を１つ１つつ けて交配します。みつばちによる交配も行われていま す

上手に交配して受粉するとめばなの子房がムクムクと ふくらんできました。

交配から１週間ぐらい。メロンの赤ちゃん誕生！！ 一本の樹で形状の良いものを１つだけ残してあとは摘み取ってしまいます。１本の樹に１果だけ実をつけさせ養分を集中させるのです。

だんだん大きくなってくると上からひもでメロンをつ ります。これを玉つりといいます。

玉が大きくなるにつれ表皮が自然に割れて傷のように なります。

傷はさらに玉全体に広がっていきます。

できた傷をメロンが自分で治すように傷口がふさがり 盛り上がってきます。これがネットになっていくのです。

マスクメロン特有のきれいな網目模様（ネット）が出 ました。